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とうじ魔とうじによるコラムなど
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 子供というのは時として、思いもよらない面白い事を言って周囲を笑わせるものだ。大人がウケを狙って意識的に言うギャグと違って、天然なので余計に可笑しいし、すべる事もない。だいいち大人にはできない発想てんこ盛りなのだ。もちろん僕の子もしかり。そこでウチの麦太(長男・小学生)や麦子(長女・保育園児)の可笑しかった発言を「麦麦語録」と題して、発表していく事にしました。

麦麦語録1

 先日、親父の三回忌で弟一家や親戚が集まって実家に泊まっていったのですが、その翌日の昼食のこと。実家の炊飯器は5合炊き。年老いたお袋の一人暮らしなので普段は充分なのですが、その日は人数が多くて御飯の量が足りなめ。そこでお袋が言った。「御飯が少ないんで、足りない人は『さとうのごはん』が買ってあるから、それを食べて」。「さとうのごはん」とは電子レンジでチンして食べるレトルト御飯の事である。僕は御飯をお替りし、2膳目用に「さとうのごはん」をチンした。すると麦子が「あ〜、いいなあ〜。麦子も『さとうのごはん』が食べたい〜」。だが麦子の茶碗にはまだ1膳目の普通の御飯が入っている。「『さとうのごはん』の方がいいの〜」と駄々をこねるので、仕方なく僕は自分の「さとうのごはん」と麦子の茶碗の御飯を交換してあげた。麦子は大喜びで「さとうのごはん」を一口食べると、急に顔をしかめて言った。「何これ〜、普通の御飯じゃない。ちっとも甘くない〜」。そう、麦子は「さとうのごはん」を砂糖が入った甘い御飯だと思い込んでいたのである。

麦麦語録2

 荒川静香のフィギュアスケートの映像を見て麦子が、「トリノオリンピックがあるなら、お魚のオリンピックもあるの?」

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プロフィール

“目で見る音”をコンセプトに、楽器以外の日用品を使い独自のサウンド・パフォーマンスを行う傍ら、コラムの執筆、テレビ・ラジオ出演、講演会、プロデュース他、幅広く活動する特殊音楽家。1987年「たま」の知久寿焼、石川浩司らと「とうじ魔とうじバンド」を結成、ポップ幻想歌謡集『移動式女子高生』を発表。1989年、美術家の松本秋則、舞踏家の村田青朔とのユニット「文殊の知恵熱」を結成。互いのジャンルを超え、さまざまな発想と仕掛けで五感を刺激するパフォーマンスを展開中。

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