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とうじ魔とうじによるコラムなど
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 文殊の知恵熱結成20周年公演の準備に追われる昨年11月。新聞を読んでいた僕は、ある一つの記事に目を止めた。その記事は、新宿御苑内のレストランで出されている「エコドライカレー」というメニューを紹介したものだった。

 エコドライカレーは、地産地消の考えから近県の契約農家からの野菜を使用し、調理の際に使用する火の加減や、食器洗いの際の工夫など、CO2の削減を考慮した“地球温暖化防止メニュー”であるとの事だ。

 しかし僕がこの記事に目を止めた理由は他にあった。このメニューを企画した本荘暁子さん、という名前に目が止まったのだ。本荘暁子さんは文殊の知恵熱の元スタッフだ。彼女は学生時代、文殊の公演を手伝ってくれていた。とても気が利く優しくて朗らかな女の子だった。特に法政大学で公演した時には、学生たちと我々のパイプ役となってイニシャチブをとって働いてくれていた。いい娘だった。

 大学を卒業した彼女は新宿御苑に就職した。その後、結婚したというハガキをもらった。たとえ一時でも我々に拘わっていた若者が、社会で活躍しているのは本当に嬉しい。我々のもとから巣立ってアーティストとして活躍している若手も大勢いる。別にアーティストではなくても、社会人としてきちんと仕事をして世に貢献している姿を見ると本当に嬉しくなる。それは当の我々オジサン3人が、きちんとした社会人になれなかったからかも知れないが。文殊の3人で集まった時に本荘さんの記事を見せたら、松本も村田も僕と同じように喜んでいた。
 
 それで先日、新宿御苑にエコドライカレーを実際に食べに行ってみました!美味しかったし見た目も綺麗!値段も580円とお手頃。オススメです。文殊の元スタッフが企画したエコドライカレー、皆さんももし新宿御苑に行く機会があったらぜひ食べてみて!!



>>>2010/2/11(木・祝)17時〜阿佐ヶ谷「よるのひるね」[とうじ阿佐ヶ谷気分、わがまま気分]
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プロフィール

“目で見る音”をコンセプトに、楽器以外の日用品を使い独自のサウンド・パフォーマンスを行う傍ら、コラムの執筆、テレビ・ラジオ出演、講演会、プロデュース他、幅広く活動する特殊音楽家。1987年「たま」の知久寿焼、石川浩司らと「とうじ魔とうじバンド」を結成、ポップ幻想歌謡集『移動式女子高生』を発表。1989年、美術家の松本秋則、舞踏家の村田青朔とのユニット「文殊の知恵熱」を結成。互いのジャンルを超え、さまざまな発想と仕掛けで五感を刺激するパフォーマンスを展開中。

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