忍者ブログ
とうじ魔とうじによるコラムなど
1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9.
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

5月の『瞽女唄と放送禁止歌』無事終わりました。ものすごい超満員!ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!!

僕としては憧れの月岡さんと二人でイベントができた事だけでも感激です。月岡さんがラストにアカペラ(鈴のみの伴奏)で唄った「秋田長持ち唄」、本当によかったなぁ。やっぱ、正調はいいよね、無伴奏だと月岡さんの歌唱力も際立つし。もともと「秋田長持ち唄」は僕の大好きな唄だったのですが、打ち合せで月岡さんとお会いした時、僕が長持ち唄の歴史的裏物語の仮説をお話したところ、月岡さんもいろいろ調べてくださった上で、実際にステージで披露してくださったという訳です。僕も素人ながら、合の手で参加してコラボを、とも思ったのですが、リハーサルで長持ち唄を唄っている月岡さんのプロの気迫を見たら、おそれ多くておじ気づいて止めました、アハ。

さて、もうすぐ6月13日(日)は第2弾、井上誠さんとの『アングラ演劇音楽と放送禁止歌』です。僕が紹介する放送禁止歌は、前回と1曲もかぶらないようにしますので、前回お越しになったお客様も、ぜひまたお越しください。

井上さんとはもう10年以上前に、CDブック『邪宗門』を共に編集した仲です。
1972年に渋谷公会堂で上演された、天井桟敷公演『邪宗門』を完全録音したオープンリールのマスターテープを発掘し、ほぼ完全に近い形でCD化しました。なんせ今から40年近く昔の公演で、僕も井上さんもリアルタイムで見てはいないし、数少ない舞台写真(しかも見にくい)等を参考資料にして、例えば「ベースの立ち位置は?右?左?」等とバンドや役者の配置を推測して音作りをするという、まさに考古学的な作業でした。

初期の東京キッドブラザースに在籍し(柴田恭兵の先輩!)、バンド「ヒカシュー」を結成した井上さんは、本当にアングラ演劇音楽に造詣が深いです。打ち合せで話していても実に面白い!当日は貴重な音源だけでなく、ひょっとしたら貴重な映像も見せてもらえるかもしれません、お約束はできませんが!?今から楽しみです、ぜひお越しください!

瞽女唄と放送禁止歌、アングラ演劇音楽と放送禁止歌

● 6月13日(日)17:00 OPEN  とうじ魔とうじ四方山カルチャーアカデミー 「アングラ演劇音楽と放送禁止歌」 井上誠(INOYAMALAND、exヒカシュー) とうじ魔とうじ(特殊音楽家) 予約1,400円/当日1,600円+1drink500円 <予約>阿佐ヶ谷よるのひるね tel.03-6765-6997  yoruhiru@jcom.home.ne.jp

PR

カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール

“目で見る音”をコンセプトに、楽器以外の日用品を使い独自のサウンド・パフォーマンスを行う傍ら、コラムの執筆、テレビ・ラジオ出演、講演会、プロデュース他、幅広く活動する特殊音楽家。1987年「たま」の知久寿焼、石川浩司らと「とうじ魔とうじバンド」を結成、ポップ幻想歌謡集『移動式女子高生』を発表。1989年、美術家の松本秋則、舞踏家の村田青朔とのユニット「文殊の知恵熱」を結成。互いのジャンルを超え、さまざまな発想と仕掛けで五感を刺激するパフォーマンスを展開中。

ブログ内検索
バーコード
忍者ブログ | [PR]