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とうじ魔とうじによるコラムなど
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小学校のゲストティーチャーでサウンド・パフォーマンスの授業をした話は先日ご報告しましたよね。
6年生全員を対象に行なった授業だったんですけど、このたび彼らが全員めでたく卒業しまして。それで感動したのが去る3月24日卒業式の日、彼らから僕に手作りの文集が贈られたのです! 6年生全員が僕の授業の感想やお礼の作文を書いて「とうじ魔とうじ様」と書かれた表紙をつけて製本したもの。この世に1冊だけの心温まる文集です、一生大切にします!

それはいいんですけど、授業の最後に僕が使った楽器。演奏者一人と聴き手一人の一対一で行なう楽器があって、ご存知の方も多いと思うんですけど、それを子供たちに順番に一人ずつ体験させたんですね。どうやら僕が楽器を説明する時に「この楽器は一期一会で…」ってな事を言ったらしくて、みんなそれを楽器名と勘違いしたみたい。後日、学校の配布物にも授業の様子が写真入りで載ってて、その楽器の事を「一期一会」と呼んでる。別に僕は楽器名のつもりではなく、楽器の説明のつもりで「一期一会」という言葉を使ったんですけど。その小学校の中では、もうすっかり「一期一会」で浸透しちゃって、戴いた文集にも「一期一会の音がとても印象的でよかったです」とか「僕も家で一期一会を作ってみようと思います」なんてのが、多かった。おまけに文集の表紙にまで大きく「一期一会」と書かれていて。でも、この場合、文集のタイトルとしても丁度よかったですね。
みんな卒業おめでとう、中学生になっても頑張ってね!
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プロフィール

“目で見る音”をコンセプトに、楽器以外の日用品を使い独自のサウンド・パフォーマンスを行う傍ら、コラムの執筆、テレビ・ラジオ出演、講演会、プロデュース他、幅広く活動する特殊音楽家。1987年「たま」の知久寿焼、石川浩司らと「とうじ魔とうじバンド」を結成、ポップ幻想歌謡集『移動式女子高生』を発表。1989年、美術家の松本秋則、舞踏家の村田青朔とのユニット「文殊の知恵熱」を結成。互いのジャンルを超え、さまざまな発想と仕掛けで五感を刺激するパフォーマンスを展開中。

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